5.6. ファイルのエクスポート

GIMP 2.8 以降、 保存コマンドが画像を保存する形式はXCF形式だけとなりました。 これからはエクスポートコマンドが画像をいろいろなファイル形式で保存する役目を担います。

このコマンドを呼び出す方法は

のいずれかです。

図15.78 画像をエクスポートダイアログ

「画像をエクスポート」ダイアログ

5.6.1. 画像をエクスポートダイアログ

With this file browser, you can edit filename and extension directly in name box (default is Untitled.png) or by selecting a file in name list. You must also fix the image destination in Save in Folder. You can create a new folder if necessary.

ファイル形式の選択. このオプションを拡げると、 保存したいファイルの拡張子がドロップダウンリストから選択できます。

ファイル形式ごとのダイアログについては 「ファイル」 に説明があります。

5.6.2. エクスポートを実行

ファイル名も保存場所も決めたら、 エクスポート ボタンをクリックします。 すると指定したファイル形式に応じたエクスポート用ダイアログが開かれます。

XCF以外の形式のファイルを開いて作業してきた場合は、 画像ウィンドウの ファイル メニューに …に上書きエクスポート という項目が出現し、 これを使えば元のファイルへ同じ形式にエクスポートして上書き保存ができます。

一旦作業中の画像をエクスポートしておけば画像ウィンドウの ファイル メニューに …に再エクスポート という項目が出現するので、 これを使って再び同じ形式にエクスポートした上書き保存がすぐできます。